バブルと今

バブル時代に恩恵を受けた女性との飲み会。
「私は仕事をしたくない。それなりの生活力のある男性とパートナーとなって自由な生き方をしたい。」「最近の夫婦で働けという価値観は嘆かわしい。もっと多様性を認めては良いのではないか?」なんて意見も飛び出した。

 

なんだかちぐはぐというか、ところどころ賛成できるところもできないところもある。多様性を認めようと言いつつ、働く女性を否定するのはちょっとおかしい。「働く女性も、男性に依存する女性も居てもいいが、女性に働かせる男性というのは私は好きではない」というのが意見のあり方ではないだろうか。どうも「私の好き嫌い」と「一般的にあるべき論」がごっちゃになっている気がする。

 

そして「仕事をしたくない」と言っていたが、彼女はちゃんと料理教室を開いて世の中に立派に価値を提供している。それはれっきとした仕事でしょう?どうやらちゃんとした企業に勤めて正社員として働くのが仕事であり男のあり方らしい。それで女性を支えるのが美学である、と。

 

意見としてはちぐはぐなところはあるが、この世代の価値観を学ぶにはとても良い機会になった。