ミクロとマクロ

欲望の終着駅というのは?

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ここに描かれている感覚に近いものを持っている。
確かにiPhoneは生活を便利にしたし、飛行機は世界を狭くしたし、街灯は人間の活動時間を大幅に伸ばした。
しかしどれだけイノベーションが進んでも人間自体は進化しているのだろうか。子供の頃は人はどこか理想状態に向かっていて、人類全体が平和な世の中に生きることを夢想していた。
しかし人生生きてみれば人間の本質がそう変わらないことを理解する。きっといつまでたっても攻撃性を持っているし、ずるがしこさや凶悪さも無くならないのだろう。そう思うとインターネットで社会が変わりますよ、とか論理が展開されても、人間本質の上を薄く覆う要素でしかないような感覚になる。
これは視点だけの問題で、たまたま自分が心の問題に突き当たっているから人間の本質に着目しているのであって、また視点が変われば人間を集団や群像としてとらえる見方もするのであろう。ミクロとマクロの視点だ。